iPhone水没修理について
水没修理の流れをご説明いたします。
水没時にやる事・やってはいけない事
●水没時にやる事
iPhoneの内部に水分が入っている状態で、電源を入れてしまうと電子チップや基盤をショートさせてしまう恐れがあります。場合によっては修理及び復旧ができなくなる恐れがあります。
■水没後のiPhone内部の写真です、腐食や基板でのショートが発生して焦げている箇所が確認できます。
水没した場合は、出来るだけ早くiPhoneの電源を切りましょう。
画面のタッチが効かない場合は、電源ボタン+ホームボタンを同時に長押し(7秒~8秒)すると強制的に電源OFFができます。
●やってはダメな事
とにかく、電気を通さない事が大事になりますので
- 充電しない
- 電源を入れようとしない
- 電源を入れたままにしない
- 電子レンジに入れて温めない(デマです)
出来るだけ早くiPhoneの電源を切り、当店へご相談ください。
■水没後のiPhoneで基板クリーニング前の写真です、腐食や汚れ等が確認できます。
iPhoneの水没/浸水
最近ではストリーミング動画などもあり、iPhoneで映画・ドラマ・音楽・ゲームなどを楽しむ機会が増えていますので、出かける時はもちろんですが、トイレに行く時もお風呂に入る時もiPhoneと一緒の方が多いかと思います。
そうした中でのトラブルといえば 『水没』 です。
注意していても、手から滑り落ちて水の中に落としてしまうケースがあります。
特に件数が多い場所がトイレです。
トイレに落とすきっかけとして
- 手から滑り落ちた
- 胸ポケットから落ちた
- ズボンのポケットから落ちた
という内容が多かったです、トイレにiPhoneを持っていく際は注意したいポイントです。
そのほかの水没の内容として
- 食器を洗っている最中に落下して水没
- 突然の雨でバックの中に入れていたけど濡れてしまった
- ジュース(お酒)をこぼしてしまった
- 海に落としてしまった
などがございます。
iPhone水没の修理とは
●水没したiPhoneは完全に治る?
iPhoneを水没・浸水させてしまえば、きちんと修理や対処をしても、その後の動作は不安定になってしまいます。
水没修理後、そのまま問題なく使い続けれる場合もあれば、数日たって起動しなくなったケースもございます。
もしバックアップを取っていればAppleで本体交換修理を受けられるほうが確実に長く使用できますが、突然のトラブル時に限ってデータバックアップがきちんと取れていないということは多いです。
まったく起動しないiPhoneが、内部クリーニング後に起動を確認できるケースは多々見受けられますので、データを取り出したい場合はやってみる価値はあるかと思われます。
過去の水没修理の事例
水没修理の流れ
(1) iPhone内部をクリーニング
iPhoneの内部に水分や不純物などを取り除き、基板をクリーニングします。
このクリーニング作業でクリーニング料金が発生いたします。(前金)
(2)クリーニング後の診断
クリーニング完了後に通電(電気を通す)します。
- iPhoneが起動するかしないか
- バッテリーが使えるかどうか
- 画面タッチ・表示が可能かどうか
- フロントカメラ・リアカメラチェック
- スピーカーチェック
- 各種センサチェック
- 充電(Lightning コネクター)チェック
- 音量ボタン・電源ボタン・マナー等のチェック
クリーニングのみで済む場合もあれば、部品交換が必要な場合もございます。
故障個所がある場合、修理をする・しないはお客様と相談の上進めてまいります。
※クリーニング後、起動が確認できる場合もあれば、全く起動が確認できない場合もございます。
起動してもしなくても、クリーニング料金は必ず必要な料金となりますのでご了承ください。