2014年の4月~6月期で「VAWTRAK(ボートラック)」と呼ばれるオンライン銀行詐欺ツールに、日本国内でも約2万台のパソコンで感染が確認されているそうです。
感染したパソコンは、正規のネットバンクのWebサイトにつながっているにも関わらず、侵入した不正プログラムが正規サイト上で偽の画面を表示し、利用者が気づきにくく、不正送金が完遂されてしまうそうです。
よっぽど関心がある人でない限り、気づくのは難しいかもしれません。
「VAWTRAK」に感染すると、パソコン上で送金を行う際に「プログレスバー」という進歩状況をグラフで表示したバーが表示されるのが特徴。
画面には『ダウンロード中』『システムメンテナンス中』などの表示が出て、送金先を隠してしまうために被害に気付きにくいそうです。
Vawtrakウイルスの感染手口は、悪意のある第三者によって改ざんされた一般サイトやブログを閲覧してのドライブバイ・ダウンロード攻撃というやり口で、知らないうちに問答無用で強制インストールされるパターンが多いそうです。
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